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解決事例

2023.4.1

会社と会社の債務を連帯保証していた代表取締役の破産を同時に申し立てた事例

事件の概要

インターネット関係の会社が競合他社との販売競争により、売り上げが減少し、不足する運転資金を代表者の借入でまかなっていたほか、代表者自身も借入を行い、借り入れた個人の資金を投入するような状態となっていた。

解決結果

 弁護士受任後(依頼を受けた後)、速やかに債権者・取引先への通知を行い、調整の上で営業を停止した。その後、資産および債権債務を調査の上、裁判所へ破産申し立て手続きを行った。

 また、代表者についても法人に合わせ申立て準備を行い、生活に影響が出ないよう配慮の上、法人と同時に破産申し立てを行った。破産開始決定後は、破産手続きが円滑に進むよう破産管財人及び裁判所に協力し、債権者からの問い合わせやクレームなどにも適切に対処し、法人については債権者集会・配当手続きを経て破産手続きは終結した。また、個人については異時廃止となり、その後、免責決定も無事に得ることができた。